設定パラメータ

コンポーネントは、Dr.Web for UNIX Mail Serversの統合された設定ファイル[CloudD]セクションで指定されている設定パラメータを使用します。

セクションには以下のパラメータが含まれています。

LogLevel

{logging level}

コンポーネントのログの詳細レベル

パラメータ値が指定されていない場合は、[Root]セクションDefaultLogLevelパラメータの値が使用されます。

デフォルト値:Notice

Log

{log type}

コンポーネントのロギング方式

デフォルト値:Auto

ExePath

{path to file}

コンポーネントの実行ファイルへのパス。

デフォルト値:<opt_dir>/bin/drweb-cloudd

GNU/Linuxの場合:/opt/drweb.com/bin/drweb-cloudd

FreeBSDの場合:/usr/local/libexec/drweb.com/bin/drweb-cloudd

RunAsUser

{UID | user name}

このパラメータは、コンポーネントを実行するユーザー名を決定します。ユーザー名は、ユーザーのUIDまたはユーザーのログインとして指定できます。ユーザー名が数字で構成されている場合(UIDに似ている場合)は、「name:」というプレフィックスを付けて指定します。次に例を示します。RunAsUser = name:123456

ユーザー名が指定されていない場合、コンポーネント操作は開始後にエラーが発生して終了します。

デフォルト値:drweb

IdleTimeLimit

{time interval}

コンポーネントの最大アイドル時間。指定された時間が経過すると、コンポーネントはシャットダウンします。

デフォルト値:30s

PersistentCache

{On | Off}

Dr.Web Cloud応答のキャッシュをディスクへ保存することを有効または無効にします。

デフォルト値:Off

DebugSdk

{Boolean}

詳細なDr.Web Cloudメッセージをデバッグレベルでログファイルに含めるかどうかを示します(LogLevel = DEBUG)。

デフォルト値:No