メールスキャンの設定

このセクションの内容:

概要

Anti-Spamの設定

リンクのカテゴリーを選択する

脅威のカテゴリーを選択する

概要

SpIDer Mail タブでは、送受信メールをスキャンする際にSpIDer Mailによって使用されるパラメータとセキュリティポリシーを設定できます。

図 53. メールスキャン設定タブ

受信メールを検査送信メールを検査 スイッチャーを有効または無効にすることで、SpIDer Gateモニターが有効 になっている場合にSpIDer Mailによってスキャンされるメールの種類を指定できます。

メールメッセージのスパムスキャンを有効/無効にするには、スパムメールを検査 スイッチャーを使用します。

Dr.Web Anti-Spamコンポーネントが利用できない場合は、スパムメールを検査 スイッチャーが有効になっていてもメールメッセージのスパムスキャンは実行されません。

Anti-Spamの設定

メールのスパムスキャンのパラメータを設定するには Anti-spam設定 をクリックします。

図 54. Anti-Spam設定ウィンドウ

開いたウィンドウ内で、スパムとして分類しないメールメッセージのカテゴリーを指定することができます。

変更を保存してウィンドウを閉じるには OK をクリックします。変更をキャンセルしてウィンドウを閉じるには キャンセル をクリックします。

リンクのカテゴリーを選択する

メールメッセージ内で検出された場合にブロックするリンクのカテゴリーを選択するには、リンクのカテゴリー をクリックします。

図 55. リンクのカテゴリー選択ウィンドウ

開いたウィンドウのスイッチャーで、アクセスを制限するWebサイトのカテゴリーを指定します。スイッチャーを有効または無効にすることで、該当するカテゴリーに属するWebサイトへのリンクを含むメールの送受信を許可または制限できます(カテゴリーの定義については、SpIDer Gateの 設定 を参照してください)。

Webリソースカテゴリーのデータベースは Dr.Web for Linux と一緒に提供され、ウイルスデータベースの更新時に自動的に更新されます。ユーザーはデータベースを編集することはできません。

1つのWebリソースが複数のカテゴリーに含まれる場合があります。少なくとも1つの選択されたカテゴリーにURLが含まれている場合、SpIDer MailはそのURLを含むメッセージの送受信をブロックします。

感染源として知られているWebサイト のカテゴリーに属するWebサイトについては、それらがホワイトリストに追加されている場合であっても、それらWebサイトのURLを含むメールの送受信は常に無効になります。

変更を保存してウィンドウを閉じるには OK をクリックします。変更をキャンセルしてウィンドウを閉じるには キャンセル をクリックします。

脅威のカテゴリーを選択する

メールメッセージ内で検出された場合にブロックする脅威のカテゴリーを選択するには、リンクのカテゴリー をクリックします。

図 56. 脅威のカテゴリー選択ウィンドウ

開いたウィンドウで、送受信時にブロックする悪意のあるオブジェクトのカテゴリーを指定できます。スイッチャーが有効になっている場合、そのスイッチャーに該当する種類の脅威を含むファイルはメールでの送受信時にブロックされます。スイッチャーが無効になっている場合、そのスイッチャーに該当する種類の脅威を含むファイルはメールで送受信されます。

変更を保存してウィンドウを閉じるには OK をクリックします。変更をキャンセルしてウィンドウを閉じるには キャンセル をクリックします。

SpIDer Mailの設定を変更するには、アプリケーションが昇格した権限で動作している必要があります。アプリケーションの権限管理 を参照してください。