4.8 動作モードの設定

必要に応じ、Dr.Web Anti-Virus for Linux を使用して、Dr.Web Enterprise Security Suite で管理された企業ネットワークに接続することができます。そのような集中管理モードで動作させる為に、追加のソフトウェアをインストールする必要も、Dr.Web Anti-Virus for Linux をアンインストールする必要もありません。

集中管理モードを使用するには

1.会社、アンチウイルスネットワーク管理者に連絡し、パブリックキーファイルおよび集中管理サーバーへの接続パラメータを入手してください。
2.Tools メニュー内で Settings をクリックして Mode を選択します。
3.会社、集中管理サーバーに接続する為に、Use central protection server を選択してください。

集中管理モードでは、手動での起動および更新設定のオプションはブロックされています。Dr.Web Anti-Virus for Linux のいくつかの機能および設定、特に常駐保護やオンデマンドスキャンに関するものは、企業のセキュリティポリシーに準拠して変更、またはブロックされる場合があります。このモードで動作するための キーファイル は集中管理サーバーから受け取ります。個人キーファイルは使用できません。

4.Dr.Web Anti-Virus for Linux は集中管理モードに切り替えられると同時に、前回の接続パラメータを復元します。サーバーへの初回接続時や、接続パラメータが変更されている場合には以下の手順を実行してください。
アンチウイルスネットワーク管理者から提供された、集中管理サーバーのIPアドレスを入力。
サーバーへの接続に使用するポート番号を入力。
パブリックキーファイルを設定ウィンドウにドラッグ、またはパブリックキーエリアをダブルクリックして参照内からファイルを選択。
オプションとして、認証パラメータ(サーバーでの登録用としてお使いのコンピューターに割り当てられたステーションID、およびパスワード)を入力。入力した値はシステムキーチェーンに保存されるため、サーバーへの再接続の際にそれらを再度入力する必要はありません。

スタンドアローンモードを使用するには

1.Tools メニュー内で Settings をクリックして Mode を選択します。
2.スタンドアローンモードに切り替える為に、Use central protection server チェックボックスをクリアしてください。

このモードに切り替わると同時に、Dr.Web Anti-Virus for Linux の全ての設定はロック解除され、前回の値またはデフォルト値に復元されます。ユーザーは、アンチウイルスの全ての機能にアクセスすることが可能になります。

3.スタンドアローンモードでの正常な動作のために、有効な個人 キーファイル が必要です。このモードでは集中管理サーバーから受け取ったキーファイルは使用できません。必要な場合、 ライセンスマネージャ を使用して個人キーファイルを受け取る、または更新することが可能です。