必要に応じ、インストールした Dr.Web Anti-Virus for Linux アンチウイルスソリューションを使用して、Dr.Web® Enterprise Security Suite によって保護された企業ネットワークに接続することが可能です。そのような集中管理モードで動作させるために追加のソフトウェアをインストールしたり、Dr.Web Anti-Virus for Linux をアンインストールする必要はありません。

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Dr.Web Agent を集中管理モードで起動させるには、drweb-agent-es パッケージがインストールされている必要があります。
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集中管理モードを使用するには
1. | アンチウイルスネットワーク管理者に連絡し、パブリックキーファイルおよび集中管理サーバーに接続する為のパラメータを入手してください。 |
2. | Control Desk の Tools メニューで Settings を選択して設定画面を開きます。 |

図 24. Modeタブ
1. | 会社の集中管理サーバーに接続するために、Use central protection server チェックボックスを選択してください。 |
2. | 集中管理モードに切り替わると、Dr.Web Anti-Virus for Linux は前回の接続パラメータを復元します。サーバーへの初回接続時や接続パラメータが変更されている場合は以下の手順を実行してください。 |
• | Connection Settings ボタンをクリックし、集中管理サーバーとの接続を確立するためのパラメータ設定のウィンドウを開きます。 |

図 25. 接続調整設定
• | 集中管理サーバーの IP アドレスを入力します。 |
• | パブリックキーエリアをダブルクリックし、必要なファイルを参照内から選択してパブリックキーファイルを指定します。 |
3. | 他のサーバーに接続する場合は、以下を行ってください。 |
• | Connection Settings ボタンをクリックします。表示されたウィンドウで、Step5と同様に新しい接続パラメータを設定します。OK をクリックして設定を保存します。 |
• | 再度 Connection Settings ウィンドウが開き、設定が保存されていることを確認します。 問題なければ OK をクリックしてください。これ以降、設定が有効になります。 |
接続設定を変更するには、管理者権限が必要です。通常、su のrootパスワード、もしくは sudo のユーザーパスワードを指定します(sudo のユーザープロファイルが正しく設定されている場合)。GNU/Linux ベースのいくつかのOSでは、モード/パスワードの別の組み合わせが使用される場合があります(例えば、sudo に root パスワードを使用するなど)。

図 26. 権限の選択
集中管理モードでは、企業のセキュリティポリシーに準拠して、または購入したサービスのリストに応じて Dr.Web Anti-Virus for Linux のいくつかの機能および設定が変更・ブロックされる場合があります。このモードでの動作に必要なキーファイルは集中管理サーバーから受け取ります。個人 キーファイル は使用できません。
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