6. Dr.Web for Linuxのアンインストール

GUIアンインストーラ 経由で Dr.Web Anti-Virus for Linux の全てのコンポーネントを削除するには、以下のコマンドを実行します。

# /opt/drweb/remove.sh

root権限がない場合は、rootのパスワードを要求されます。

GUIアンインストーラが起動しない場合は、インタラクティブコンソールアンインストーラ が起動します。

アンインストール後、drwebユーザーとdrwebグループをシステムから削除することができます。

アンインストールの際には以下の処理が行われます。

オリジナルの設定ファイルを /etc/drweb/software/conf/ ディレクトリから削除します。
設定ファイルのコピーがユーザーによって変更されていなかった場合、それらも削除されます。変更が行われていた場合は、保持されます。
Dr.Web その他のファイルが削除されます。インストール時に古いファイルのコピーが作成されていた場合、インストール前の名前で復元されます。通常は、[file_name].O という名前です。
ライセンスキーファイルとログファイルはそれぞれ対応するディレクトリに残されます。
~/.drweb ディレクトリの中身は保持されます(手動で削除することが出来ます)。

スケジュールに沿って動作させる為に、ユーザーcronを使用します。Dr.Web Anti-Virus for Linux のスタートアップ時および登録後、ユーザーの crontab アップデータ の動作周期に関する以下のようなエントリがあります。

*/30 * * * * sh -c "(/home/user/.drweb/crontab-check.sh   /opt/drweb/scripts/drweb-cc/update.sh 2>&1) >>     /home/user/.drweb/crontab-updater.log"

crontab への自動スキャンスケジュールのエントリは、Dr.Web Anti-Virus for LinuxSettings セクション内で 該当する機能が有効にされた 後にのみ行われます。エントリは以下のようになります。

0 9 * * * sh -c "(DISPLAY=:0.0                     /home/user/.drweb/crontab-check.sh                 /opt/drweb/scripts/drweb-cc/start-scanning.sh 2>&1) >> /home/user/.drweb/crontab-scan.log"

Dr.Web Anti-Virus for Linux をアンインストールしても、ユーザー crontab 内の対応するエントリは自動では削除されません。手動で削除する必要があります。