1台のコンピューター上で異なるユーザーがそれぞれの Dr.Web Anti-Virus for Linux のコピーを起動・使用することができ、それらは全て同時に且つ別々に動作することが可能です。
各ユーザーの Dr.Web Anti-Virus for Linux 初回起動時に、以下のファイルおよびディレクトリがユーザーホームディレクトリ(~/.drweb)内に作成されます。
• | Dr.Web Scanner Daemon のユーザー設定が保存される、メイン設定ファイル drweb32.ini のコピー |
• | 特定のユーザーに対する設定が保存される、SpIDer Guard および Dr.Web Anti-Virus for Linux Control Desk コンポーネントの設定ファイルのコピー(それぞれdrweb-spider.conf および drweb-cc.conf) |
• | ライセンスキーファイル /opt/drweb/drweb32.key へのシンボリックリンク(このファイルの有る無しに関わらず)。指定された場所にこのファイルが有る場合、デフォルトで全てのユーザーがファイルを利用することができます。それ以外の場合、ユーザーは ライセンスマネージャ 経由でライセンスキーファイルを取得するよう促されます。 |
• | Dr.Web エンジン /var/drweb/lib/drweb32.dll へのシンボリックリンク。定期的な更新が数回行われた後に、このシンボリックリンクは アップデーター モジュールによって本物の drweb32.dll ファイルと置き換えられる場合があります。 |
• | SpIDer Guard および Dr.Web Anti-Virus for Linux Control Desk のソケット |
• | ユーザーウイルスデータベースおよび一時ファイルが保存されるディレクトリ、および Quarantine(隔離) ディレクトリ |
Dr.Web Anti-Virus for Linux が 集中管理モード で動作している場合、コンポーネントの設定は全てのユーザーで同一のものになります。
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