エラーコード:x102 内部指定:EC_BAD_CONFIG 説明:設定が正しくないため、1つ以上のDr.Web for UNIXコンポーネントが動作できません。 考えられる原因やエラーの状況を特定するには、Dr.Web for UNIXのログを参照してください(デフォルトでは、OSによって /var/log/syslog ファイルまたは /var/log/messages ファイルにあります)。また、コマンド drweb-ctl log を使用することもできます。 エラーの解決 1.エラーが発生しているコンポーネントの名前が分からない場合は、ログファイルを確認して特定してください。 2.SpIDer Guardコンポーネントでエラーが発生した場合は、コンポーネントの動作に選択されているモードがOSでサポートされていない可能性があります。選択したモードを確認し、必要に応じて変更してください。AUTOの値(設定ファイルの [LinuxSpider] セクションにある Mode パラメータ)を設定することでこれを行うことができます。 •モードを表示、変更するには、Webインターフェースの SpIDer Guard ページに移動します(インストールされている場合)。 •または、コマンドライン管理ツールのコマンドを使用することもできます。 AUTO の値を設定するには、以下のコマンドを実行します。
パラメータ値をデフォルトに復元するには、以下のコマンドを実行します。
•引き続きエラーが発生する場合は、SpIDer Guard用のローダブルカーネルモジュールを手動で作成してインストールしてください(管理者マニュアルを参照)。
SpIDer Guardおよびローダブルカーネルモジュールの動作は、テスト済みのUNIXディストリビューションでのみ保証されています(管理者マニュアルの「システム要件と互換性」のセクションを参照してください)。 3.このエラーがDr.Web Firewall for Linuxによって引き起こされる場合、別のファイアウォールとの競合が発生している可能性があります。たとえば、Dr.Web Firewall for LinuxはFedora、CentOS、Red Hat Enterprise LinuxのFirewallDと競合することが確認されています(起動するたびに、FirewallDはDr.Web Firewall for Linuxで指定されるトラフィックルーティングルールを無効にします)。 このエラーを解決するには、以下のコマンドを実行することでDr.Web for UNIXを再起動させてください。
または
FirewallDの動作を許可する場合、Dr.Web Firewall for LinuxのエラーはFirewallDが再起動(OSの再起動を含む)する度に繰り返し発生する可能性があります。FirewallDを無効にすることで、このエラーを解決することができます(お使いのOSに付属しているFirewallDのマニュアルを参照してください)。 4.エラーが別のコンポーネントによって発生している場合、以下のいずれかの方法によって、そのコンポーネントの設定をデフォルトに復元してください。 •Webインターフェースのコンポーネント設定のあるページ(インストールされている場合)を使用。 •drweb-ctl cfshow および drweb-ctl cfset コマンドを使用。 •手動で設定ファイルを編集(コンポーネントセクションからすべてのパラメータを削除してください)。 5.この手順で問題が解決しない場合は、Dr.Web for UNIX設定をデフォルトに戻してください。 そのために、たとえば以下のコマンドを実行するなどして、<etc_dir>/drweb.ini ファイルのコンテンツを削除します(設定ファイルのバックアップを作成することが推奨されます):
設定ファイルのコンテンツを削除した後に、次のコマンドを実行することでDr.Web for UNIXを再起動させます。
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