システム要件と互換性 |
このセクションの内容: •テスト済みOSディストリビューションのリスト •免責事項 Dr.Web for UNIX Mail Serversは、以下の要件を満たすコンピューターで使用できます。
Dr.Web for UNIX Mail Serversを正しく動作させるために、以下のポートを開いてください。
Dr.Web for UNIX Mail Serversは以下のディストリビューションでの動作が確認されています。 •GNU/Linux:
上記の要件を満たすその他のGNU/Linuxディストリビューションについては、Dr.Web for UNIX Mail Serversとの互換性テストは行われていませんが、対応している場合があります。互換性の問題が発生した場合は、テクニカルサポートにお問い合わせください。
•FreeBSD:
•CommuniGate Proメールサーバーと統合するためのpython3パッケージ。
•SpIDer Gateは、OSにインストールされている他のファイアウォール(SUSE Linux Enterprise Server OSのShorewallおよびSuseFirewall2、Fedora OS、CentOS、RedHat Enterprise LinuxのFirewallDなど)と競合する可能性があります。競合の兆候は、コードx109のSpIDer Gateのエラーに関するメッセージ、またはコードx102のDr.Web Firewall for Linuxのエラーに関するメッセージです。競合を解決する方法は、それぞれ「既知のエラー」セクションのエラーx109とx102で説明されています。 •使用しているOSに1.4.15より前のバージョンのNetFilterが含まれている場合、SpIDer Gateは正しく動作しない可能性があります。この問題は、NetFilterの内部エラーに関連しており、SpIDer Gateを無効にすると、ネットワーク接続が切断され、再確立できなくなります。この問題が発生した場合は、バージョン1.4.15以降のNetFilter を含むOSにアップグレードすることをお勧めします。問題を解決する方法は、セクション「既知のエラーの説明」で説明されています。 Dr.Web for UNIX Mail Serversには、メールサーバー(MTA)がインストールされている必要があります。 •プラグインフィルターのモードでDr.Web for UNIX Mail ServersとMTAを統合するには、メールサーバーが外部のスパムおよびアンチウイルスフィルターと統合するためのインターフェース(Milter、Spamd、Rspamd)をサポートしている必要があります。たとえば、以下のリストのMTAを使うことができます。Sendmail、Postfix、Exim、CommuniGate Pro。 •Milter、Spamd、Rspamdの統合インターフェースをサポートしていないMTAは、Dr.Web ClamDアンチウイルススキャンコンポーネントへの直接接続で、アンチウイルススキャニングClamdのインターフェースを介してDr.Web for UNIX Mail Serversと統合できます(MTAをインストールして設定するには、追加の統合モジュールが必要になる可能性があります)。この統合モードではDr.Web MailDコンポーネントが使用されないため、メールメッセージでスパムがスキャンされず、脅威が検出された場合にメールメッセージをリパックすることはできません。感染したメールメッセージの処理を目的としたすべてのアクションは、メールサーバーに転送されます。メールサーバーは脅威に対するメールメッセージのスキャンの結果を取得します。
•透過プロキシモードでは、MTAとMDA間、またはMDAとMUA間で透過的にメールメッセージのアンチウイルスおよびアンチスパムスキャンを行うDr.Web for UNIX Mail Serversを統合できます(プロトコルSMTP、POP3、IMAPを介したデータ交換チャネルへの統合が実行されます)。このモードでは、MTAとDr.Web for UNIX Mail Serversを同じホストにインストールする必要があります。
•SMTPプロキシモードは、MTAが受信メッセージのルーティングに設定されている(メールリレーのように機能する)プラグインフィルターのモード(Postfixなど)で、Dr.Web for UNIX Mail ServersとMTAが統合する特殊なケースです。 デフォルトでは、Dr.Web for UNIX Mail Serversは SELinux をサポートしていません。また、Dr.Web for UNIX Mail Serversは、強制アクセスモデルを使用する GNU/Linux システム(たとえば、ユーザーとファイルに異なる特権レベルを付与する PARSEC 強制アクセスサブシステムの備わったシステムなど)では機能が制限されたモードで動作します。 SELinuxを持つシステム(およびその他の強制アクセスモデルを使用するシステム)にDr.Web for UNIX Mail Serversのインストールが必要な場合、Dr.Web for UNIX Mail Serversの全機能が動作するように、セキュリティサブシステムの追加設定を実行する必要があります。詳細は、セキュリティサブシステムを設定するのセクションを参照してください。 |