Dr.Web for UNIX Mail Serversパッケージとファイル

パッケージ

Dr.Web for UNIX Mail Serversは以下のパッケージで構成されています。

パッケージ

コンテンツ

drweb-ase

Dr.Web Anti-Spam Engine(Dr.Web ASE)のコンポーネントファイル

一部のディストリビューションでは使用できません。

drweb-bases

ウイルスデータベースファイル

drweb-boost

ブーストライブラリ

drweb-clamd

Dr.Web ClamDコンポーネントのファイル

drweb-cloudd

Dr.Web CloudDコンポーネントのファイル

drweb-common

メインの設定ファイル - drweb.ini、メインライブラリ、ドキュメント、Dr.Web for UNIX Mail Serversディレクトリの階層、製品設定とシステム環境に関する情報を収集するためのユーティリティ。

このパッケージのインストール中に、drwebという名前のユーザーとdrwebという名前のグループが作成されます。

drweb-configd

Dr.Web ConfigDファイル

drweb-configure

Dr.Web for UNIX Mail Servers設定用の補助ツールのファイル

drweb-ctl

Dr.Web Ctlファイル

drweb-documentation

HTMLフォーマットのDr.Web for UNIX製品ドキュメントファイル

drweb-dws

Webリソースカテゴリーのデータベースのファイル

drweb-engine

Dr.Web Virus-Finding Engineスキャンエンジンファイル

drweb-esagent

Dr.Web ES Agentコンポーネントのファイル

drweb-filecheck

Dr.Web File Checkerコンポーネントのファイル

drweb-mail-servers-doc

PDFドキュメント

drweb-mail-servers

Dr.Web for UNIX Mail Serversのルートメタパッケージ

drweb-gated

SpIDer Gateコンポーネントのファイル

drweb-firewall

Dr.Web Firewall for Linuxコンポーネントのファイル

drweb-httpd

Dr.Web HTTPDコンポーネントと管理Webインターフェース(メタパッケージ)のファイル

drweb-httpd-bin

Dr.Web HTTPDコンポーネントのファイル

drweb-httpd-webconsole

管理Webインターフェースのファイル

drweb-icu

Unicodeサポートとインターナショナライゼーションのためのライブラリ

drweb-libs

メインライブラリファイル

drweb-lookupd

Dr.Web LookupDコンポーネントのファイル

drweb-lua

ネットワーク接続監視用に設計されたDr.Web for UNIX Mail Serversコンポーネントによって使用されるLuaインタプリタのファイル

drweb-maild

Dr.Web MailDコンポーネントのファイル

drweb-netcheck

Dr.Web Network Checkerコンポーネントのファイル

drweb-openssl

OpenSSLライブラリ

drweb-protobuf

Google Protobufライブラリ

drweb-se

Dr.Web Scanning Engineコンポーネントのファイル

drweb-snmpd

Dr.Web SNMPDコンポーネントのファイル

drweb-update

Dr.Web Updaterコンポーネントのファイル

drweb-vaderetro

VadeSecureによって設計されたVadeRetroアンチスパムライブラリのファイル。

一部のディストリビューションでは使用できません。

セクションコンポーネントのカスタムインストールとアンインストールには、Dr.Web for UNIX Mail Serversの典型的なタスクに対する解決策を提供するカスタムインストール用の典型的なコンポーネントセットがあります。

ファイル

Dr.Web for UNIX Mail Serversのインストール後、その構成ファイルはファイルシステムの/opt/etc/var ディレクトリに置かれます。

使用されるディレクトリの構造

ディレクトリ

コンテンツ

GNU/Linuxの場合:
/etc/init.d/

FreeBSDの場合:
/usr/local/etc/rc.d/

Dr.Web ConfigDデーモン用のdrweb-configdスクリプト。

<etc_dir>

drweb.ini設定ファイルとdrweb32.keyキーファイル。また、次が含まれます。

 certs/

使用中の証明書のファイル。

<opt_dir>/

Dr.Web for UNIX Mail Serversのメインディレクトリ。次が含まれます。

 bin/

全製品のコンポーネントの実行ファイル(Dr.Web Virus-Finding Engineを除く)。

 include/

使用中のライブラリのヘッダーファイル。

 lib/

使用中のライブラリ。

 man/

システムヘルプファイル:man

 share/

次を含む補助製品ファイル。

  doc/

製品ドキュメント(readmeファイル、ライセンス契約)、パッケージがすでにインストールされている場合は管理者ガイド)。

  drweb-bases/

Dr.Webのウイルスデータベースのファイル(インストール中に提供されたソースファイル)。

  scripts/

補助スクリプトファイル。

<var_dir>/

以下を含む補助ファイルと一時ファイル:

 bases/

Dr.Webウイルスデータベースのファイル(更新バージョン)。

 cache/

更新のキャッシュ。

 drl/

使用中の更新サーバーのリスト。

 dws/

Webリソースカテゴリーのデータベースのファイル。

 lib/

ダイナミックリンクライブラリとしてのDr.Web Virus-Finding Engineスキャンエンジンdrweb32.dll)と、集中管理モードで作業するための設定。またここには、Dr.Web for UNIX Mail Serversディストリビューションに含まれている場合、スパムVadeRetrolibvaderetro.so)に対しメールメッセージをスキャンするためのライブラリもあります。

 update/

ダウンロード中に更新を一時的に保存するためのディレクトリ。

ディレクトリで使用される文字・記号の詳細については、はじめにを参照してください。